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学びを結果に変えるアウトプット大全 アウトプット不足を解消するには

アウトプットしてますか?

学びを結果に変えるアウトプット大全という本を読みました。

ビジネスにおける色んな要素をアウトプットという切り口で整理し、例えばプレゼンの仕方、セミナーの受け方、ノートの取り方、ブログの書き方、のようにそれぞれの要素に対してのアドバイスが2ページ程にまとめられている、といった感じの本です。

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

アウトプットは記憶術

この本では「アウトプットは運動である」とし、運動性記憶は脳に長期記憶として保存されるため忘れずに身に着けることが出来るという主張をしてます。

自己啓発におけるアウトプットといったら「人に見られる事で意識が高まる」やら「人に説明して初めて身につく」のような半ば精神論がまかり通っていると思います。僕はそれらの考え方に同意しますが、やはり経験が中心で信憑性に欠ける主張だとも思います。それに対してアウトプットは記憶術であるという主張は新鮮でした。(この本ではその主張をそこまで掘り下げるわけでもなく、単に脳科学という言葉が使いたかっただけという印象ですが。)

 

インプット:アウトプット = 3:7

この本はテクニック集のような形なので、全編通してそのシチュエーションになったら該当部分を読むといった内容でした。個々のテクニックに対しては特に目新しい話は無かったのですが、一番印象に残ったのはインプット:アウトプットにかける時間は3:7が望ましいという主張です。

日本人はアウトプットが足りないだとか、アウトプットもっとしよう!みたいな主張は今まで何度も見てきて、個人的にもアウトプットが重要だとは思いますが、インプットの2倍アウトプットしろというのは驚きました。人によってはこれくらいが常識なのかもしれないですが、僕は個人的にインプットを重ねてその上澄みの上質な情報をアウトプットしていくものだと思っていたからです。

この数字はこの本の筆者が主張しているだけで根拠などは特に無かったのですが、確かにアウトプットをたくさんしないとアウトプット力は上昇しないというのは理にかなった話です。実際に僕も苦手です。

 

でもアウトプットって難しいよね

でもね、実際アウトプットって難しいんですよね。アウトプットに対して一番ネガティブな要素は「間違った情報を発したくない」「不要な情報をアウトプットして『その程度か』と思われたくない」といった、他人からの反応なんですよね。

nacostyle.com

「アウトプット 苦手」みたいな感じでググって出てきた記事です。やっぱり考えすぎてしまう他人の目を気にしすぎるといった事が理由なんですよね。でも一番納得したのは「習慣化されていないから」という理由です。そう、実はそれだけなのでは?

 

どうやったらアウトプットを続けられるか?

じゃあどうやったらアウトプットを続けられるのか?この話の流れから得られる結論は簡単です。とにかくアウトプットをする

bottom-up-ojisan.hatenablog.com

先日書いた上記の記事が参考になります。モチベーションに期待していては駄目なわけです。アウトプットをしたいのなら、とにかくアウトプットをするというルールを自分に課す。そしてそれをただ愚直に続ける。いつの日か自分の習慣になるその日まで

僕のこのブログもアウトプットのルーチンに設定したものをただ愚直に書いてます。クオリティよりも納期を守ることを最優先しているので、見苦しいブログになるかもしれませんが、現時点で誰もこのブログに到達していないので完全に自己満で大丈夫!

今読んでいる貴方も、もしアウトプットが苦手なら、とにかく小さなアウトプット習慣から始めてみてはいかがでしょうか?

まとめ

  • アウトプットは記憶術
  • インプット:アウトプットの時間は3:7
  • アウトプットが苦手ならとにかくアウトプットを習慣化しよう